この事例の依頼主
50代 女性
相談前の状況
夫の浮気や大量の飲酒によるモラハラがあり、夫婦喧嘩の末、暴力をうけて家をでた奥様からの相談です。同居時から夫婦仲で悩み、ご自身で夫婦関係調整調停を申立て、不成立になったところでした。子育てを主にしてきたのは相談者でしたが、夫が子を連れて出ることを反対したため子を連れてくることができませんでした。別居した当初は子は小学生（高学年）でした。面会をさせてもらえず、困って相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
面会交流調停を申し立て、面会交流を定期的に行うことができるようになりました。また、早期に離婚訴訟を提起し、その中で親権を得ることを目標にしました。慰謝料、財産分与も併せて請求しました。
しっかりした相談者様でしたので、夫婦関係調整調停は自身で行ってらっしゃったのですが、その段階や、調査官調査で、中学生になった子が相談者と暮らしたいと明確に述べたことを踏まえ、親権を獲得、裁判上の和解で離婚となりました。