この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
セクハラ被害を5年以上受け、出張の際の宴席強要、身体の接触、胸部への接触が日常化していた。取締役、部長の2人が主に主犯格ではあるものの、他の従業員はみてみぬふりが続いていた。会社の友人は味方をしてくれているとはいうものの、どうしていいかわからない状態。
解決への流れ
弁護士介入後、会社に対して通知。会社組織の改善に成功。取締役は辞任(性行為を思わせる内容のメールを多数送付していた事実が発覚)、部長は他部署へ。親会社より勧告を受けた。
慰謝料請求をすることは、ご本人が望むところではありませんでしたから、いたしませんでした。会社内での組織の変革に成功しました。ただし、名ばかりの改変である場合には抜本的な解決が見込まれない以上、注視していく必要があるのではないかと依頼者の方とお話ししています。