この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
相談者には別れた夫との間にまだ10代の子供2人がいました。その夫の母が亡くなり、さらにその1ヶ月後に元夫が亡くなりました。元夫の母の相続人は元夫の兄と元夫の子供2名。現時点で7,000万円ほどの資産はもらえそうであるが、長年元夫の母の面倒をみてきた分考慮し、5,500万円くらいで手を打てと提案され、納得いかないと来所されました。
解決への流れ
母の面倒をみてきたと主張される分を元夫の兄の使途不明金の存在で相殺した上、相続財産を再評価して、当方依頼者のとり分が1億円以上であることを確認。相続人が未成年なので、家庭裁判所の特別代理人の選任申し立てをはさんで、私から代理人として遺産分割協議書にサインして、交渉段階で全ての手続きを終えました。
もっと手こずると思いましたが、受任後6ヶ月ですべての手続きを終えました。相手の主張する負の財産の主張を抑えたのと財産の再評価をしたことが大きかった。依頼者から大変喜ばれました。