この事例の依頼主
60代 男性
相談前の状況
今まで長年の間,自分の会社(有限会社)を経営していましたが,水道代や固定資産税,法人税,ローンなどの支払いが厳しいことに加え,仕入れ値が値上がりしているにもかかわらず,売り上げの減少が続いていました。何とか,私の年金や貯金を回すことによって維持していましたが,私の体調の悪化もあり会社を閉めざるを得ないと思い,相談させていただきました。
解決への流れ
債務超過状態の会社だったため,簡単には清算できず,裁判所で破産し会社を閉じることにしました。途中から付けていなかった帳簿を整理するなどの作業をお手伝いいただき,裁判所に書類を提出していただきました。管財人の方との引き継ぎもスムーズに進み,無事に会社を閉じることが出来ました。
小規模な会社の経営環境は年々厳しくなっていると実感しております。会社の存続についても早めの判断,対策が重要になります。お困りの際にはいつでもご相談いただければ幸いです。