この事例の依頼主
男性
相談前の状況
住居侵入・窃盗(下着泥棒)により逮捕。本人は,反省するとともに示談による早期解決を希望されたため,1日でも早く解決できるよう被害者側との示談交渉に入りました。
解決への流れ
逮捕直後から被害者の方にも代理人弁護士がつかれたため,代理人との交渉を行いました。検察官には交渉経過を細かく報告し,勾留20日目に処分保留釈放で一旦,身柄を釈放してもらいました。その後,被害者の被害感情に考慮し最大限被害者の意向を汲む形で約半月足らずの間に示談を成立させることができました。その結果,捜査がされていたストーカー規制法違反の分も含めて不起訴処分を得ることができました。
示談交渉においては,依頼者の権利利益を守りつつ,事案の内容によっては被害者の方の心情にも寄り添い,依頼者とともに考え話し合いながら,双方にとって最も良い解決ができるように気を配っています。